体メンテナンス

「心の緊張」は「体の緊張」

ゴールデンウィークが始まりました。

この4月から新しい環境で勤務されたり、新しい仕事を始められたりしている方にとっては、緊張した一ヶ月の後の良い気分転換になるのではないでしょうか。

私自身も、この4月から、新しい環境というわけではありませんが新しいプロジェクトが本格的に始まって、その緊張感で4月はかなり疲労がたまっていたので、この連休を機会にリフレッシュできるかなと思っています。

皆さんも体では感じている人も多いと思いますが、

心理的・精神的な緊張は、体の緊張とつながっています。

例えば、心理的にストレスを感じると、頭の緊張はもちろんですが、例えば肺が縮んで呼吸が浅くなったり、お腹の上、左のあたりが張ってくるという現象が起きます。

私は、呼吸の深さの度合いやお腹の上部の緊張の度合いで、受けているストレスの強弱がよくわかります。

心が緊張すると、同時に体も緊張します。

逆もしかりで、体が緊張すると、心理的にも緊張します。

そして、面白いことに、心理的な緊張とかストレスというのは、意識して軽くしよう、ゆるめようとしてもなかなか軽くなりませんが、体の緊張した部分をゆるめることで、心理的な緊張も同じようにゆるめることができます。

つまり、心の問題を改善するのに、心の方からアプローチするよりも、体からアプローチした方がうまく改善することもあります。

逆に、体の不調を強く感じているときは、無意識に心理的な緊張やストレスが影響している可能性があるので、心の問題からアプローチしていくこともできます。

根本的に解決しようとするなら、

心と体の両方からアプローチをしていくのが一番だと思います。

「心と体は一体のものだ」

ということをわかっていれば、

どこかに不調が出てきたときに、どう対処すれば良いかが見えてきます。