過去の自分の体験や経験は、今の自分の思考や行動パターンに大きく影響を与えているものです。
過去の嬉しかった体験、楽しかった体験、悲しかった体験、嫌だった体験、など
記憶をたどれば色々な体験が思い出されることでしょう。
とはいえ、
人によって、その過去の色々な体験をどう意味付けしているのかと言えば、
それは人によってさまざまだと思います。
過去の嬉しかった体験をいつも思い出しては自分を勇気付けているという人、
過去の嫌だった体験にフタをして、もう二度と思い出さないようにしている人、
ふとしたきっかけで、過去の失敗した体験を思い出してしまって自信がなくなってしまうという人、
過去の体験と、どう向き合うか。
過去の体験に、どのような意味を見い出すか。
によって、
今の自分の思考や行動パターン、また将来の自分の思考や行動パターンも変わってくると思います。
私自身の過去の原体験で言えば、
楽しかったことは、幼少時代に、毎日近所の子ども達と一緒に外でボール遊びをしたり、走り回って遊んでいたことであり、
また
苦しかったことは、小学生のときに木登り中の転落事故で大怪我をして大手術をしたこと、
さらに高熱が頻繁に続いたことで、扁桃腺の切除手術をしたこと、
という体験があります。
楽しかった体験からは、
「とにかく体を使うことが好き」
「人と一緒に遊んだり交流するのが好き」
という傾向が現在にも太くつながっているのを感じます。
また
苦しかった体験は、
自分の体にずっと不安を抱えていたことから、自分自身の体のことに強く興味を持つ
きっかけになりました。
そしてその後整体や心理学に興味を持って学び始めることに大きくつながっていることに気がつきました。
どんな体験であれ、
それがポジティブな感情の体験であれ、ネガティブな感情の体験であれ、
「それが自分にとってどんな意味があるのか?」
を見つけることは、
これからの自分の生き方、考え方に大きく影響してきます。
一度、過去の色々な体験を思い起こしてみると、新しい自分を発見することにつながるかもしれません。