現代は、江戸時代の人が一年間で得る情報量一日で頭に入れているという、情報量過多の時代だと言われています。
それだけ頭を使うと同時に、その入り口は、多くの場合、パソコンやスマホなどの画面など眼から入ってくる情報ですから、昔と比べても、恐ろしいくらい、眼を酷使している時代だとも言えます。
眼は脳の一部ですから、眼が疲れると頭も疲れます。
私も、仕事柄、デスクワークが多いので、毎日、眼も頭も酷使している実感があります。
そんな生活をしている方にとっては、頭を休めること、眼を休めることが大変重要になってきます。
頭の緊張や、眼の緊張がひどくなってくると、全身の疲れになってきて、心身の調子を崩すことにつながってくるからです。
眼が疲れるという方は、毎日眼のケアをして、疲れをとってから寝ることをお勧めします。
眼のケアというのは、色々な方法があると思いますが、
簡単にできることとして私がお勧めする方法は、
両目の上に蒸しタオルを当てることと、
眼球運動をすること
です。
中でも蒸しタオルを当てるというのは、気持ちが良くて、呼吸がゆったりとしてきて、本当に疲れが取れる感じがしますし、
実際に寝る前にやると目覚めが良くなります。
目覚めが良くないときに、朝目に蒸しタオルを当てると、すぐに眼が覚めます。
これは眼のケアとして最強の方法だと思います。
やり方は簡単で、少し厚手のフェイスタオルを水で濡らして絞ってから、電子レンジで熱々になるまでチンします。
それを両眼の上に載せるだけです。
だいたい、5〜10分間くらい当てていればだんだんぬるくなるので、その程度の時間、温めるのが良いです。
私は、寝る前によくやりますが、特に眼が疲れているときは、寝る前と、朝目が覚めてからやると良いでしょう。
あとは眼球運動ですが、
デスクワークが多くてパソコンの画面と睨めっこしているような方は、特にやると良いでしょう。
頭を動かさないようにして、
眼球だけを左右、上下、時計回り、反時計回りに大きく動かしたり、近くを見て遠くを見るのを繰り返します。
また、両眼をギューッと閉じることを繰り返したり、速いまばたきを繰り返したりします。
要は眼をしっかり動かすことです。
運動不足にならないように、毎日ちゃんと歩かないといけないのと同じです。眼の運動不足にならないように、眼をしっかり動かすことです。
現代では、眼のケアはとても大切です。
外で体を使って仕事をしている方でしたら、まだ眼をよく使うでしょうから良いのですが、毎日机で画面を凝視するような方は、しっかりと眼をケアしましょう。
手っ取り早いのは、寝る前と目覚めの蒸しタオルです。