私は、「ありのままの自分」を認めること、つまり良いと思っているところも悪いと思っているところもひっくるめて認めてあげることが、心身の健康につながると考えています。
認めると言いましたが、「こんな自分だけどしょうがないな」と決して消極的に認めるのではなく、ありのままの自分を積極的に活かしていく、という意味です。
自分で短所だと思っていること、性格だったり容姿だったり、こんな部分は嫌だと感じていることも、見方を変えれば悪いことだけでは無いはずです。
どんな物事でも事実であっても、その見方次第で、素晴らしいことにもなるし、また残念なことにもなります。
また、ありのままの自分だと思っていることも、よく考えてみたら、それは自分が周りに合わせていたり、作った自分だったり、演技をしているだけで、実は素の自分を抑えているだけかもしれません。
では「ありのままの自分」はどんな自分なんでしょうか。
私の場合、素の自分とは、
「とても感情的で、強く思ったことを表に出さずにはいられない」
ということがまずあります。
また、
「負けず嫌いで、言われたら言い返すとか、勝負事には負けたくないと思って対抗する」
という部分もあります。
さらには、
「困難なことに挑戦することが好き」だとか
「人前で緊張しやすい」とか
「見たくないもの、認めたくないものにはフタをする」
「食べることで発散する」
という部分もあります。
このような私にとっての「ありのままの自分」を全て認めることがまず大切で、さらには、それを積極的に活かしてみる。
そうすることで、自分を深く理解することになり、また他者を深く理解することにつながると思っています。
今日も、ありのままの私を大切にして、過ごしていきます。