今日はとても漠然としたテーマについて書きますが、私はこれこそ人が健康に元気に生きるには大切なことだと思っています。
シンプルに生きるとは、単純明快に考え行動することです。
何かやろうと思った時に、頭で考えてから、あーでもないこーでもないと頭を巡らせてから動くのではなく、あまり考えずに感じたまま動く。
ものを食べる時も、いちいち、栄養価を考えて、今これを食べて良いのか、良くないのか、そんなことを毎回考えて食べていたら、疲れてしまいます。
それよりも、今これを食べたいと思ったら考えずに食べる。
何かやりたいと思ったら考えずに腰を上げる。
いわば、「思考よりも感覚、本能で動く」
ということです。
シンプルに生きるのがなぜ良いのかと言うと、
まず頭が疲れないということ。
そして、勝手に自分の中に湧いてくる感覚を優先するので、体も疲れません。
やることに気持ちの良さが伴い、また行動が早くなるので行動力がつきます。
あれこれ悩まないので、時間も無駄にならないし、精神的にもとてもラクです。
また、感覚や本能を優先させることは、自分の心身には全く無理が無いということです。
ただし、思考や行動をシンプルにすることは言うほど簡単ではありません。
今までの自分の価値観や思想を変えることも必要になるからです。
特に、「周りのことを第一に考える」ことを良しとする、日本人に多いメンタルも影響しています。
それだけではなく、今は情報過多の時代です。情報を入れれば入れるほど、自分の中に迷いが出てきます。
今はシンプルに生きにくい時代だと感じます。
昔のように、情報のあまり無かった時代の方が、感覚的、本能的に人は生きていたでしょう。
今は、迷いや余計なストレスに溢れています。
時代の流れなので仕方がないのですが、
現代社会で元気に健康に生きるには、
工夫が必要です。
シンプルに生きるとは、一昔前の人間の生き方を参考にすることかもしれません。