生活メンテナンス

睡眠をコントロールする

日々の生活の中で、「睡眠」ほど誰にとっても必要で、一日でもおろそかにはできない活動はないと思います。

断食は何日間かは実践できますが、断眠はせいぜい一日徹夜ができるくらいで、それ以上は難しいでしょう。

私は、以前は自分にとって適度な睡眠時間は

6時間くらいだと思っていて、毎日その時間眠るようにしていました。

そして、それよりも睡眠時間が少ないと、寝不足で調子が悪いなと感じていました。

私にとっては6時間の睡眠時間が毎日必要だったのです。

なので、平日に寝不足が続くようなことがあると、土日に寝だめして補おうとしていました。

ところが、今では、毎日だいたい2324時に寝て、毎朝4時に起きる生活が定着しました。

睡眠時間としては、恐らく正味4時間くらいでしょうか。

以前の私なら考えられないことですが、

今ではごく当たり前の生活になり、かえって6時間も寝てしまうと、起きた後で体の動きが悪いです。

4時にパッと目覚めた時の方が、目覚めた瞬間から元気があり、体が動く。

そんな感じです。

いつから変わったかと言うと、

整体を学んで、日々の寝る前に体の緊張をゆるめることが習慣になってからです。

それと、実はこれが一番大きな理由だと私は思っているのですが、

「睡眠は6時間必要だ」

といったある意味、思い込んでいたことから解放されたことです。

日々、自分の体の状態と眠りの深さ、目覚めの良さなどを観察していると、

実は、大切なことは睡眠の時間ではなく、いかに寝る前に体や頭の余計な緊張をゆるめて、リラックスした状態で床につけるかどうか。

だということに気づきました。

十分に体をゆるめて寝たときは、すぐに寝付けますし、眠りも深く感じて、目覚めもスッキリします。

そして、昨日の疲労感も全く残らずにすっかりリセットされた感覚があります。

もちろん、私だって

お酒を飲みすぎて、そのままバタンキューという時もありますし、

とても頭が疲れていて、体をゆるめたりもせずにそのまま寝てしまうこともあります。

でもその翌日は、たいていいつもより目覚めが悪かったりします。

それでも、

自分にとって

どんな睡眠が理想的なのか。

また

どうすれば深い質の良い眠りを得られるのか。

ということはわかってきました。

睡眠をコントロールできるようになってきました。

これは、私にとってはとても大きな収穫でした。

誰でも、自分の健康について、何かしら思い込みがあると思います。

思い込むこと自体は誰でもあることで、良し悪しはありませんが、

強い思い込みによって、

「私は必ず〇〇をしなければいけない」

とか

「私は〇〇だからそれをやることができない」

とか、

何かに縛られたり、何かに囚われたりすることはあまり良いものではありません。

ここでお伝えしたかったことは、

自分で「睡眠」をコントロールすることは可能だということです。

私は自分の睡眠を毎日観察するのが面白いなと感じています。