最近、暖かくなってきたせいか、だんだんと花粉症の症状が現れている人が増えてきたようです。
毎年花粉症の症状がひどくなる人は、今頃憂鬱な気分になっているのかもしれません。
私自身は、それほど花粉症の症状がひどくはないので、不快な症状に対する悩みはあまり無いのですが、周りの人の様子を見ていると、かなり大変なのは感じます。
花粉症の方に言わせると、
「でも辛いんだよ」
と言われるのかもしれませんが、
興味深いことに、私が学んでいる「整体」では、
花粉症の症状が出るというのは、体に備わっている異物センサーが敏感に働いている証拠であり、何も悪いことはないと言います。
何も感じないことの方が、体が鈍いことの現れであり、そっちの方が心配だと言います。
鼻水やくしゃみ、涙をどんどん出すことで、体が異物に対して、これ以上入らせないように、勝手に異物を排除しようとしているのですね。
だから、
「毎年花粉症の症状がひどくて悩ましい」という人は、自身の体の機能の高さに感謝した方がいいのです。
とはいえ、あまりに敏感すぎるのも、不快な症状で、日常生活が大変になります。
極端なのは、何事もよくはないので、逆に過敏な人は、多少の違和感でも体が影響を受けないように体を調整した方がラクでしょう。
人の体は一人一人違うので、
健康で元気な体を全うするのも、一人一人の体に合わせる必要があります。
でも、鈍感な体よりは、敏感な体の方がより体の機能を発揮できますし、色々なことに対処することができます。
異常感に敏感になることは、健康への大切な道だと言えますね。