喫煙、飲酒やつまみ食い、ゲーム、スマホを長時間見るなど、
色々な習慣をお持ちの方がいらっしゃると思います。
どれも、過度な分量でなく、依存状態でなければ、生活する上では何も問題の無いことです。
問題となるのは、
その習慣をやめたいのにやめられない状態、いわゆる依存状態にまでなっているような場合です。
依存には、タバコ依存、アルコール依存、過食症、ゲーム中毒、などありますが、最近ではスマホ依存症というのもあるようです。
依存状態にまでなってしまうと、やっかいで、簡単にやめられるようにはなりません。
頭も体も、それがないと快適に過ごせない状態になってしまっているからです。
でも、依存まではいかないんだけど、
この習慣はやめたい、減らしたい、というのなら対処はしやすいです。
たいていの場合、自分でも「悪習慣」だと思うほどやってしまう習慣の裏には、満たされていない無意識レベルの要求、不満というものがあります。
満たされないものがあるから、
その代替行為として、悪習慣だと思うことを繰り返してしまうのです。
それを解消せずに、悪習慣を意識でやめようとしても、やはり長続きはしないでしょう。
また同じことを繰り返すようになります。
悪習慣を根本的に改善しようと思うなら、
奥に潜んでいる、満たされない要求や不満が何なのか、を把握して、それを満たせるように考えることが必要です。
人によって、無意識の中にある要求は様々ですが、そこが満たされれば、
心身ともにスッキリして、心身がゆるむので、悪習慣と思うことをやろうとも思わなくなります。
この、「スッキリする」ということがポイントです。
あなたも、過去に何か好きなことに夢中になって、スッキリ!した時のことを思い出してみてください。
もうそれで満足!みたいな感覚になりますよね。
人の意識の力というのは、弱いものです。
習慣というのは、意識ではなく、無意識レベルで行うものになっているので、
意識の力だけで変えていくのが難しいのです。
あなたの無意識が求めていることを追求して、それが満たされるように自分から動くことが大切です。