人の悩みの多くは、人間関係によるものだと言われます。
その人間関係の多くは、身近な家族や職場の人間関係ではないでしょうか。
なぜ人間関係に悩むかの元は、多くの人は、
「人は自分とは違う生き物」
だということをなかなか理解できないからだと思います。
自分の考えを全て基準としてしまい、他の人が自分とは全く違う考え方をするとは思わないのです。
いや、誰でもそれを頭ではわかっているはずなのですが、いざ人と意見が噛み合わないことがあると、理解できなくなってしまう。
だから前提として、職場の人はもちろんのこと、たとえ家族であっても、他者は自分とは全く違う生き物なのだと思っていた方がいいと思います。
これを本当にわかっていれば、多くの人の悩みは減るのではないか。
自分とは違う生き物だと思えば、その人の考え方を改めさせようとか、変えようとか思うことは無駄だとわかるからです。
あきらめがつくわけです。
そこでどうしたらいいか考えると、
「自分が変わらなければその人との関係は変わらない」
と思えるようになればいいです。
自分が寛容的になれば、多くの人間関係は改善すると思います。
一般的に歳を重ねると、体も思考も硬くなってきますので、寛容的になる、ということが難しくなります。
相手が上で、歳が離れている場合はなおさら、自分が変わろうとするしかありません。
ですが日頃からセルフメンテナンスで体をゆるめるようにしておくと、思考も柔らかくなるので、寛容的になれると私自身、感じています。
その意味でも、日頃から体をゆるめるようにすることをおすすめします。