昨日は家から電車で一時間ちょっとのところにある小高い山を歩いてきました。
天気も良くて湿気も少なくハイキングには絶好な日和でした。
標高は約300m程度で大した山ではありませんが、時間にしたら2時間以上は歩いて、日頃あまり歩いていなかったことを痛感しました。
初心者向けのコースという話でしたが、
それでもかなりの上り坂、下り坂もあって、木の根っこ伝いに上り下りすることで、かなり足腰を使いました。
普段平らな道を歩くときはほとんど感じませんが、
特に上り坂を登るときに、下腹の下丹田を意識して力を集めていると、どんな急な上り坂でも、それほど疲れないという発見がありました。
これが全身の力を抜いていると、一歩一歩の登りがかなりこたえます。
よいしょ!よっこらしょ!という声を出しながら、息も切らしてハァハァさせながら登る感じです。
下丹田に力が集まっていれば、少なくとも、「あー疲れた〜」という感じは減ります。
面白いですね。
余計な力が入りすぎても疲れるし、
力が抜けすぎていても疲れます。
これからここを乗り越えるぞ、
という時には、下丹田の力は頼りになります。
ポイントとしては、上り坂では、手足にほとんど力を入れずに、丹田の力、腰の力で登ることです。
そうすると、後にも大した疲れが残らないです。
また、怪我もしにくいと思います。
力が抜けすぎていると、足首を変なところで油断した際に挫いたりしがちです。
山登りに限らず、日常でも、何かがんばり時には、下腹に力を集めると、大した苦労もなく、結構ラクに事を運べます。
仕事でもそうです。
時々、ちゃんと休憩もしながら、休む時は全身の力を抜くことも大切です。
時々、上り下りのあるところをしばらく歩くと、
まず、気分転換になるし、
心地よい疲れとともに、全身がゆるむ感じがします。
日常生活ではこういう時間も大事だな、
と感じた一日でした。