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わたしの原体験

今の私は過去の私の積み重ねです。

今のあなたも過去のあなたの積み重ねだと思います。

私自身の過去を振り返ってみると、しっかりと今の私につながっている「原体験」というものがあります。

大手術の経験

探検

コミュニケーション好き

一つ目は、「大手術」

プロフィールでも書いていますが、7歳のときに、木登り中の転落事故によって内臓を摘出するという大手術を経験しました。

これが、私が自分の体に向き合う原点となりました。

これからというもの、内臓が一つなくなった自分が一体どこまで生きられるのだろうか?という不安を克服するために、強い体になりたい、体を鍛えようと少しずつ思い始めました。

そして、走るとか、跳ぶとか、運動能力が向上するのが快感になりましたし、高校、大学では陸上部やヨット部など体育会に入って体を鍛えることに夢中になっていました。

それがその後に整体や心理学を学び始めたことにつながり、今の私の人間観、健康観にも直接つながっています。

二つ目は、「探検」

子どものころ、私は友だちと自転車で行ったことのない場所を探検したりすることが好きでした。

その頃私は昆虫が大好きで、どこかに旅行すると決まって朝方4時とか5時頃に、父が旅行先近くの雑木林に連れて行ってくれたのですが、そこに入って虫を捕まえることも大好きでした。

私は、人が行かないような場所に行ったり、人がやらないことをやったりすることが好きで、流行などには全く興味はなく、大勢の人がやっていることは自分はやりたくない、と考えていました。

やがてアウトドアスポーツにも夢中になり、ヨット、ウインドサーフィン、ハンググライダー、パラグライダー、モトクロスバイク、カートなど、結構マイナーなスポーツが好きでした。逆にスキーやテニスにはそれほど夢中にはなりませんでした。

それが、社会人になってからキューバにしばらく住んだり、ダンスを極めたりしたことにもつながり、また野口整体に興味を持ってずっと実践することにもつながっている気がします。

そして三つ目は、「コミュニケーション好き」

これは、母親の影響が大きいのですが、母はアルゼンチン生まれの日系二世で、私が生まれる一年前に初めて来日して、慣れない生活で相当苦労はしていたと思いますが、同じような境遇の中南米の出身の人たちと積極的に交流していて、私が小さいときから、色々な人を家に連れてきていたことを覚えています。

メキシコ人、ボリビア人、ペルー人などの親友が多くて、その人たちがとにかく陽気で楽しくて、そういう母を見て、私もコミュニケーションを取るのが好きになりました。

とはいえ、コミュニケーションを積極的にとるということは、つまり自分の感情をどんどん外に出す、ということですから、感情を出すのも、その相手によっては良く思われないこともあって、相手によってはすぐに仲良くなったり、また逆に喧嘩したりということもたびたびありました。

それでも、私にとっては自分の感情を外に出して人と楽しい時間を過ごす楽しさをいつも感じていました。

そのコミュニケーション好きなところは、その後サルサダンスインストラクターになったり、外国人への日本語教師になったりと、誰かに何か自分の特技と言えることを教えたり、伝えたりすることにつながっています。

このような、私の原体験を振り返ってみると、私自身の「ありのまま」も見えてくるわけです。

あなたの「ありのまま」を知るためにも、「原体験を振り返ってみる」ことをおすすめします。