今回のテーマも、健康や元気を保つ上で私が一番大切だと考えていることの話です。
あなたは、「自然体」の自分がどんな自分なのか、わかりますか?
日々、忙しい生活を送っていると、そんなことを感じる機会も無いでしょう。
また、いつでも元気いっぱいで、毎日が楽しい!という人は、そもそも意識しなくとも、自然体を発揮して生活できているので、「自然体の自分」などと考える必要もないと思います。
もし、最近カラダの調子が悪いな、とかストレスがきついな、と感じることがあるような人こそ、「自然体の自分」について一度考えてみてほしいと思います。
生まれてからまだ物心つかないうちは、誰でも、周りのことに気を使いすぎたり、空気を読んで周りにやたら合わせたりしてはいないでしょう。
自分のことを強く意識するまでの時期は、本能的に考え、行動することが普通だと思いますが、自然体の自分とは、あなたの幼少期がどんな子どもだったか、がとても参考になります。
周りの人とケンカばかりしていたとか、
おとなしくぼーっと考えることが好きな子どもだったとか、
周りの中で目立つのが好きな子どもだったとか、
一つのことに集中して他のことは全く見えていなかったとか、
感情豊かで喜怒哀楽が激しかったとか、
引っ込み思案で人見知りだったとか、
本来生まれつき持っていた「自然体の自分」というのは、実は今でもしっかりと残っているものです。
大人になり、人からどう思われるかを気にして、自分に無理をしたりして気張るようになると、
そういう、本来持っていたものが隠れてしまって、自分でも気づかなくなります。
でも、あなたの自然体は、あなたの無意識の中に強烈に存在するのです。
普段から気張り続けて生きていると、自然体の自分にはなかなか気づきません。
もう、慣れてしまっているからです。
自分の自然体に気づくには、
まずは、カラダも心も、余計な緊張を全て抜いて、余計な力を全て抜くことが大切です。
とはいえ、緊張をとる、力を抜くというのは思うほど簡単ではありません。
でも、力は抜けなくても、
あなたの無意識の動作や無意識の行動、またあなたの体には、あなたの自然体が確実に現れています。
そういうことを読み取ることができると、自然体の自分のことも、だんだん感じとれるようになってきます。
そして、自然体の自分でいることが、いかにラクか、いかに快適か、
ということも感じられるようになります。
本来の自分を知ることは、
健康や元気を保つために、最も重要なことです。
私も、日々追求しています。