体メンテナンス

人間の体はよくできている

世の中にはすごい人がいるものです。

建築家として国内外で有名な安藤忠雄さんは、がんを患って今までに5つの内臓を全摘出したそうです。

五つも内臓がなくてよく生きられているなと思います。

私も、子どもの頃に事故によって脾臓を摘出していますが、

安藤忠雄さんが五つも内臓が無くても元気に生活されていると聞いて、

内臓が一つ無いくらいで別段、普段の生活で何の不自由も感じていない私は、

全く幸せだなあと感じます。

人間の体、つまり生き物の身体というものは本当によくできています。

切り傷や骨折などはすぐにくっついて再生しますし、

内臓が何か無くなったとしても、他の組織がその働きを代わりに果たしてくれるようになるのです。

長い年月の生物の進化の中で、獲得した能力なのだと思いますが、

人間はそんな力を生まれつき備えているわけです。

自分の身体の力を信頼しさえすれば、その能力を存分に発揮してくれます。

それを、どこか少し具合が悪くなった、疲れたとか言ってはすぐにサプリメントに頼ったり、また薬を飲んで症状を止めたりしていては、

せっかくあなた自身が生まれつき持っている体の自動調整能力存分に発揮する必要を感じなくなるわけです。

やはり、外からの力に頼るのではなく、自分自身の持つ力を高めることを考えたいものです。

まずは、あなた自身の体が持っている能力を信頼しましょう。

セルフメンテナンスの第一歩はそこからです。