あなたは毎日疲れをリセットできていますか?
朝起きた時にどう感じるかです。
朝、なかなか起きられない。
起きたとたんに体が重い。だるい。
起きたら腰が痛い。
もしこのような状態だとしたら、
睡眠によって、疲れがリセットできていないかもしれません。
朝起きて、不快感からスタートするのは理想的ではないですね。
やはり、朝は爽快感、ワクワクしながら一日が始まるという状態が理想的です。
そのためには、深い睡眠をとることは大切です。
でも、睡眠だけではありません。
日々、体を使うことで生じる疲労を、蓄積させないことも大事です。
これは、ある場所にかなり疲れを感じてきたら、意識して、その場で緊張をゆるめて疲れを取る、
ということです。
いつまでも体の部分的な緊張をさせないことです。
例えば、頭の疲労、目の疲労、首の疲労、肩の疲労、腕の疲労、
今の生活では多くの人が、頭脳労働で頭や目を酷使する仕事をしたり、
長時間座ったままでいることで、肩が凝ったり首が凝ったり腕や手首が疲れたりすることが多いと思います。
そんな疲れを感じたときに、ただ動かずに休めたとしても、実際、なかなか疲労感が取れないのではないでしょうか。
それは、体の部分的な酷使による疲労がすでに固定化してしまって、その部分がなかなかゆるまないからです。
整体では、このような疲れのことを偏り疲労とか、部分疲労と呼んでいるのですが、
これは、放っておくのではなく、積極的に体にアプローチをして、緊張を解いてゆるめていく必要があります。
その方法としては、
疲労の部位に応じた、緊張をゆるめる体操や、
蒸しタオルで温める方法など、
色々な方法があります。
ただし大切なことは、疲労感を鈍くさせないことです。
つまり無理してがんばりすぎないことです。
がんばりすぎると、
疲労感を鈍くしてしまいます。
「なんか頭が疲れたな」
「ちょっと目が疲れた」
「姿勢が悪くなってきたな」
と感じたらすぐにそれを調整しようと体を動かすことが大切です。
日々、このようなことを意識していると、
疲労がたまらずに、睡眠でリセットすることができます。
詳しくはまた別の機会に書きたいと思いますが、
大切なことは、
体がひどく疲れたときには、
何もせずに放っておいてもなかなか取れるものではない、
ということです。
積極的に緊張を取る必要があります。
そして、これは決して難しいものではなく、自分で簡単にできる方法がたくさんあります。