誰でも、日々多少のストレスを感じながら生きているものです。
ストレスに強い人、弱い人という違いはあると思います。
ストレスに強い人とは、
色々と自分に降りかかる出来事や他者との関係において、多くのことを、それほど気にせずに受け流せる人、深刻に感じない人と言えるでしょう。
逆に、
ストレスに弱い人とは、
ちょっとした出来事や他者との問題を、すごく深刻に感じでしまう人、簡単には受け流せない人、だと言うことができるでしょう。
前者はある意味でとても鈍感な人であり、
後者はとても敏感な人だと言えます。
両者に優劣はありません。
ただし、この違いはどこからくるのかというと、
生まれつきの感受性の違いや、幼少期の両親との関係や、育った家庭環境も影響しています。
生まれつきの感受性の違いというのは、
野口整体で言われる「体癖」が一つの指標になります。
生まれつき、頭がよく働く人、消化器がよく働く人、呼吸器がよく働く人、などのタイプ分けが、その人の動きやすい腰椎によって違うという考え方です。
呼吸器(肺)が強くしっかりした人は、ストレスに強いタイプと言われます。
私自身の話をすると、
小さな頃からあまり姿勢が良くなく、猫背で背中が丸くなりがちで、肩が前に巻いているので、どちらかというと生まれつき呼吸器が弱いタイプです。
なので、ストレスには弱いタイプです。
今でこそ、セルフケアでかなり改善することができていますが、
若い頃はストレスに弱くて、すぐに感情的になったりするので、それを克服するために、いつもストレスから逃げたり、他のことに夢中になることで、頭の中からストレスの元を排除しようとばかりしていました。
そんな私でしたが、
セルフケアを工夫することで、
それなりに、呼吸器に負担がかからない方法を意識して生活しています。
ストレスに強い人は、
それほど悩むこともないのでしょうが、
私はストレスに弱いタイプなので、セルフケアで自分の心身を整える必要がありました。
あなたはどうでしょうか?