世の中には、本当に様々な健康法がありますよね。
食事法、体操、マッサージ、鍼、筋トレ、ヨガ、瞑想、整体、睡眠法、呼吸法、アロマテラピー、などなど。
流行りなどもあって、次から次に新しい健康法が出てきています。
健康法がこれだけたくさんあるということは、それだけ、多くの人は自分の健康に興味があって、また、今ひとつ自分の健康には自信がないという人が多い、ということの現れかもしれません。
私自身も、過去にはサプリメントを摂取したり、エアロビクスや筋トレをやったり、早寝早起きしたり、ヨガをやぅたり、呼吸法をやったりと、様々なことをしていました。
ただ、色々なことをやってみて思ったことは、
同時にいくつもの健康法を実践することはできない、ということです。
何か新しいことを始めたら、それまでやっていたことはいつのまにかやらなくなってしまう。
そして、また何か新しいことを始めたら、また以前やっていたことをやらなくなる。
これをただ繰り返しているだけみたいな感覚です。
言ってみれば、その時に話題になった健康法や、流行りを追いかけていただけでした。
世の中の情報に振り回されているだけで、自分に本当に合う、確固とした健康観を何も持ち合わせていませんでした。
そして、私自身、色々なことをやっていたのにもかかわらす、自分の健康に今ひとつ自信がありませんでした。
ただ、世の中で流行っている健康法や話題になっている方法を追わなくなった今では、
私自身の健康観というものが確立したおかげで、体も心も、かなりラクになりました。
人間誰でも、いつどこで一生を終えるか、予想できる人はまずいないでしょう。
そんな中でも、自分の体と心との密な対話を通じて、
自分の体と心をよく理解できれば、
健康に関する余計な不安はなくなってきます。
私の今はそんな状態です。
長生きするかどうかなんて私も誰もわからないけれども、
自分の体と心の声を聞けば、
「いざという時にどうしたらいいか?」
こんな時にも冷静に対処できるようになります。
私にとっては、
「自分を知ること」
「自分を信じること」
これ以上の健康法はないと思っています。